
日立製作所に20年勤務、
2000年
から米国系通信会社常務執行役員の後、2008年独立しGeoCom
コンサルティング合同会社設立(日本)2009年、GeoCom
Consulting Pvt.Ltd.(India)を設立し、
現在インド、バンガロール市在住。
中小企業診断士、技術士(電気電子)
宅建主任者、電気通信主任技術者
■図でわかる! 新興国の実力 BRICsとNEXT11のすべて

インド編を執筆担当
インドビジネスを行おうとする方々が徐々に増えてきました。
しかし、中国と比べればまだ数の上では非常に少ないのです。
2011年になってインドに戻る際に中国の深セン、香港に立ち寄って来ました。
中国は世界の生産工場と言われています。
今、その中国の労働コストが急激に上昇しています。
中国の製造メーカの経営者と話をしていて、
彼らもこのコストの上昇に悲鳴をあげています。
そこで、インド生産を検討してはどうかと聞くと真面目な顔で
そのほうがいいかもしれない、将来検討したいと言ったのです。
今、日本ではどうでしょうか。日本から生産を海外にシフトする動きが高まっています。
しかし、ほとんどの検討対象国が中国や東南アジアではないでしょうか。
海外ビジネスの展開には2種類あります。
インドビジネスも同様であり生産を海外(インド)で行うということ。
そしてもう一つは海外(インド)を販売市場として捉えることです。
中国はこれまで生産と販売を行うのに格好の土地でした。
しかし、労働コストの上昇に伴い、中国企業ですら海外移転を
考えるようになり生産を行うには魅力が薄れつつあります。
その点、インドビジネスは生産、販売の2つのビジネス領域で可能性が
あります。
労働コストもそれほど高くありません。
つまり、インドを生産拠点として捉え、販売もインドを市場と 考えるビジネスです。
インド政府は多くの日系企業にインド進出してほしいと期待して いますので、インドに生産拠点を構築するには格好の時期です。
インドの特別区に生産工場を構え、そこから輸出すれば 大きな税制上のメリットが享受できます。
また、今ならあまり日系企業のライバルがいません。
インドでは日本で当たり前のモノやサービスがあまりありませんから 今インド進出することはパイオニアになることができ他社に先行する ことができるのです。
また、大企業だけが海外進出をすべきというわけではありません。 日本の市場が縮小するときに、インドという巨大市場が目の前にある のですから中小企業も果敢に挑戦しない手はないでしょう。
インドビジネスは他国で行うビジネスとそれほど大きな 違いはないでしょう。
英語でコミュニケーションがとれる分インドビジネスは やり易いかもしれないのです。
要は意思決定して行動、実行するか否かだということです。